ウエストメンフィスと言う街で・・・・・

マンソンとか洋楽ロック好きな人なら一度は聞いた事があると思います。
簡単に説明しときます。
93年にアメリカはウエストメンフィスと言う街で子供が惨殺される事件が起きました。
犯人は当時未成年だったダミアン他2人の犯行とされ逮捕されてしまいます。
彼等は一貫して否認をしていましたが、結局ダミアンは死刑、他の2人は無期懲役の判決が下ってしまいます。
元々、この地方は信心深い人たちが住む閉鎖的な街だそうですが、
その中でロック音楽を愛し様々なホラー小説も読んでいた彼等は以前から目立つ存在だったようです。
その後96年にこの事件を題材にしたドキュメンタリードラマが全米で放映され彼等を支援しようと様々な活動が起こります。
しかし再審は一向に進まず今も彼等は刑務所の中にいます。
以前からこの事件の事は知っていましたが、マンソン好きというか同じロック好きとして非常に考えさせられる事件だと思います。
マンソンやブラックサバス、ジューダスが好きなだけであいつは悪魔の手先だ、
神に背く背徳者だと言われてはたまったもんじゃありませんよ。罪を犯すのと音楽は何も関係無いだろうが。
彼等は無罪だ、と断言するつもりはありませんがこの事件は非常に冤罪の可能性が高いのではないでしょうか。
実際に被害者の父親の一人に疑惑が掛けられた事があったそうです。
今日放送していた番組の内容が「ダミアン達は無罪」というのを前提で構成してあるのがちょっと気になりましたがね。
宗教が絡むとロクな事にならんな。正に現代の魔女狩りですね。信心深い人間の信念の強さの負の方向性を見たような気がします。
今後のこの事件の真相が明かされる日は来るのでしょうか。
彼らが自由を取り戻す日は来るのでしょうか?最後はこの言葉で締めたいです。
エストメンフィススリーに自由を!!!!!!!!!